プログラムについて

事業責任者ごあいさつ

岡山大学理事(教学担当)・上席副学長菅  誠 治

 本学が申請したプログラム『統合エンゲージメント戦略による「地域と地球の未来を共創するWell-Being実践人」の育成』が、文部科学省の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業(タイプⅠ・地域等連携型)」に採択されました。
本プログラムでは、2014 年度から10 年間に亘り培ってきたスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU )の成果をベースに、日本人学生と外国人留学生の共修環境をさらに充実させ、学生の海外留学派遣や優秀な外国人留学生の受入、地域への定着などに取り組むことで、岡山大学のさらなる国際化を推進します。
この人材育成プログラムでは、本学がユネスコチェアとして推進する「持続可能な開発のための教育(ESD)」を柱に、キャンパス・エンゲージメント、グローバル・エンゲージメント及びローカル・エンゲージメントの3 つのエンゲージメントを戦略的、一体的に推進することにより、事業を展開します。岡山地域は国連大学から「ESD に関する地域の拠点(RCE )」の認定を受けており、地域と共にこのプログラムを力強く推進します。
本プログラムを推進することにより、多様な文化的背景を持つ学生が、正課の授業に限らずあらゆる場面で共修する環境を創出し、真のグローバルキャンパスを実現して、地域と地球の未来を共創するWell-Being 実践人を育成します。

プログラム概要

 本プログラムは、これまでのスーパーグローバル大学創成支援(SGU )事業による大学の国際化をさらに発展させるとともに、全学的に取り組んでいる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成のため、その根幹となる本学の特徴的な取組である「持続可能な開発のための教育(ESD)」を理解し、文化的背景の異なる人々との対話や議論により、国内外の幅広い分野において中核的に活躍できる「地域と地球の未来を共創するWell-being実践人」を育成することを目的としています。

 キャンパス、グローバル、ローカルの3つのエンゲージメントを戦略的に推進し、それぞれに多文化共修環境を創出、実践していくことを計画しています。

 キャンパス・エンゲージメントでは、大学全体で部局の垣根を越えて、正課及び正課外活動における多文化共修環境を創出することを目的とし、SDGs を共通言語とした多文化共修科目等の設定・実施を通じて、留学生と日本人学生が互いの文化を理解し日常的に関わり合える環境を創出します。

 グローバル・エンゲージメントでは、海外協定校や国際機関との連携をさらに発展させ、国際共修のための質保証された教育コンテンツやプログラムを開発し、留学生受入及び日本人学生の海外留学派遣を推進します。

 ローカル・エンゲージメントでは、多文化共修を実践する L -caféの活動を基盤として、企業や自治体等と連携し地域に密着した活動を推進することで、地域社会の国際化はもとより、留学生を含めた学生の地域定着に貢献します。

 これら3つのエンゲージメントを統合し、一体的に実施することで、大学の真の国際化を実現し、地域及び国際社会に貢献する地方大学としての基盤を確立していきます。

事業について

 本事業は、文部科学省が令和6(2024)年度から実施する大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業で、国内外での国際的な共修のための体制の構築等を通じ、更なる大学の国際化の推進、日本人学生の海外留学、優秀な外国人留学生の受入れ・定着それぞれが相互に作用する好循環の創出を目的としたものです。事業期間は、令和11(2029)年度までの6年間です。

プログラム概念図

SGU (タイプB):PRIME プログラム -世界で活躍できる「実践人」を育成する-
SGU × SDGs Well-being (Beyond SDGs) - Well-being に取り組む若手グローバル人材の育成 -
統合エンゲージメント戦略による「地域と地球の未来を共創するWell-being実践人」の育成
※LX :多文化共修の学習体験(Learning Experiences)

地域と地球の未来を共創するWell-being実践人 

多文化とESD を理解し、対話と議論により国内外の幅広い分野において中核的に活躍できる実践力を獲得した人物

〔期待されるアウトカム〕

  • 大学の真の国際化(国際共修環境の実現)・教育の活性化(教育コンテンツの充実)
  • 国際的なSDGs推進研究大学としてのブランド確立・プレゼンスの向上
  • 優秀な外国人留学生等の受入増加・世界、地域で活躍するグローバル人材の輩出
  • 大学と企業が連携した人材育成・地域や企業等の活性化・国際化

実施体制

国際戦略会議

本学の国際化推進にあたり、全学的な国際戦略を企画・立案し、効率よく組織的な展開を図るため、
国際関連の課題全般について審議する。《議長=学長》

ソーシャルインパクト創出のための多文化共修キャンパス形成支援事業
を推進するためのプロジェクトチーム 《リーダー = 国際・同窓会担当副学長》