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【共修レポート】ラオスのハークケオ学園にて多文化共修活動

2026年2月15日(日)から28日(土)の2週間、ラオスにある私立学校で7 名の岡山大学生がインターンとして教育活動を行いました。

学生たちが滞在したのは、首都ビエンチャンにあるハークケオ学園です。幼稚園から高校まで設置するラオス人向けの学校で、全校児童生徒数は約800人、ラオスの教育制度に則した授業に加えて英語教育に力を入れており、また幼稚園から日本語の授業を導入しているのも特徴です。高い教育水準に加えて施設・設備も充実していて、恵まれた教育環境のもと、子どもたちは楽しくのびのびと学校生活を送っています。

岡山大学の学生たちは、到着した翌日早朝から早速学校に出向き、授業のアシスタントや学生たちによる授業を数回実施し、バスケットボールやフットサルなどのスポーツ活動にも参加しました。また、近隣の公立学校にも視察に出向いて子どもたちと交流したりと、ラオスの学校にどっぷりと浸かった濃厚な2週間を過ごしました。お昼はランチルームで子どもたちと一緒に美味しい給食をいただきました。

2月21日(土)には、小中高校の運動会がありました。ハークケオ学園では日本式の運動会を実施していて、岡大の学生たちも選手として参加してラオスの子どもたちや教職員の方々と一緒に競技を楽しみ、最後にメダルを授与されていました。

岡山大学の学生たちは、最初はラオスの子どもたちや先生方の熱意に圧倒されていたものの、直ぐに子どもたちと仲良くなって楽しく活動に参加していました。子どもたちと一緒に過ごす中で、どのように伝えれば上手く言いたいことが伝わるのか、生徒たちにポイントを伝えるにはどのような工夫をすれば良いか、など大学ではなかなか学べない多くのことに異文化環境の中で果敢に取り組みました。これこそ多様な背景を持つ人々と対話・協働して知識とスキルを育む「多文化共修」活動そのものといえるでしょう。

語学(英語)力がないことで海外留学を躊躇する学生が多いのは残念なことです。しかし、このインターン活動は、現地で日本語を使った活動に参加することで徐々に言葉への不安が和らぎ、さらに自分の言いたいことをがんばって伝えようとする中で自然に言語への不安がなくなって、母語の異なる人々とのコミュニケーションのコツをつかむことができるのも特長の一つです。

帰国後、参加した学生からは、「皆にとって忘れられない時間となった」「海外の教育をもっと学びたい」「他国のことを知り、日本のことも伝えられるようになりたいと強く思うようになった」と今後の彼ら自身の学びにつながるという感想が多数寄せられました。わずか2週間の滞在ながら、これだけ学生の見方・考え方を変えるきっかけとなった本インターンはとても有益であり、岡山大学では、語学研修や交換留学だけでなく、こうした学生の自主的な活動が中心の、能動的な内容の海外派遣についても今後継続・拡大していきたいと考えています。